Seven chair Front padding
- motamobeltapetsering
- 2018年6月7日
- 読了時間: 2分

関東梅雨入りですね。ジメジメの季節がやってきました。
家の前でナメクジに遭遇する季節。
北欧ではかなりどでかいサイズのナメクジ君たちが夏前に道やらお庭やらに出没するので、小枝かな?なんて踏みそうになった瞬間ナメクジを認識し、もう道のいたるところに出没するものだから、、、
なぜか爪先立ちで悲鳴をあげながら道を走っていたら、近所のおばあちゃんが何か事件かと窓を開けて、不審そうにこちらを見ていた記憶が蘇る今日この頃です。
さてさて、今回はセブンチェアのフロントパディングのお仕事のご紹介。
この椅子は思い入れのある椅子です。
スウェーデンで工房で研修していた頃、初めて師匠から教えてもたっら椅子。
私の師匠はこのセヴンチェアの製造元Frits Hansen で長年働いてたのでまさしくオリジナルの仕事を生で見てご指導ご鞭撻いただいた椅子。
この椅子はダヴルケードルという特殊な材料を使って張り替えします。
初めはその材料の性質をうまく使いこなすのが難しく、さらっとやってみせる師匠に、マジックか?と驚いたのを覚えております。
Arne jacobsenの椅子は曲線が多く椅子はりに挑戦的なものが多いのですが、それに合わせて、色々材料なども考えられていて、材料もデザインを生かす大きな一部なのだと思う椅子でした。
それにしても、Arne Jacobsen巨匠。
セブンチェアは北欧家具に詳しくない方であっても一度はどこかで目にしたことがあるのではないか、、。この椅子何度見てもどこで見ても飽きがこないというか、シンプルだけど、多様性があって凛としていてかっこいい。
木そのままでもデザインとして素晴らしく、フロントパディング、オールパディングをしてもまたいい。椅子を持つ人に色々な表情を与えてくれる。
これぞ長く世界中で愛される椅子。

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