seven chair full padding
- motamobeltapetsering
- 2019年4月16日
- 読了時間: 2分

今日はsevenchair full paddingのお仕事の紹介です。
この椅子が思い入れが深く、スウェーデンの工房にお世話になった時に師匠が初めて技術を伝授してくれた椅子です。
Frits hansenにてアイコン的存在のセブンチェア。
品質の良い成形合板のよって形作られるセブンチェア。
セブンチェアは9枚の薄くカットした板を使用しています。7枚は中材。外側2枚は表面の仕上げ材になります。
師匠はfrits hansenにて張り替え師として働いていたので、一緒にデンマークの工房に見学に行った際、セブンチェアが作られる工程を見たのですが、薄くても強度座り心地をしっかり考えた作りに関心させられました。
セブンチェアには張りのないタイプとフロントパディング、フルパディングがあります。
もちろんそのままでも座り心地がいいのですが、一枚ラバー系のウレタンを下地にしてパディングしてあげると、それだけで雰囲気も座り心地も変わってきます。
長く使って木部に傷などついてしまった時などフルパディングで仕様を変えてみるのもいいかもしれませんね。
くびれにそって生地をうまくまわし込むのがとても難しいのですが、生地がつっぱらないように少しずつ切り込みを入れていく過程が真剣勝負でとてもやりがいのある張り替えです。
セブンチェアの張り替えのご相談などございましたら、お気軽にお問い合わせください。





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